全国小学校生活科総合的な学習研究協議会2日目その2

昨日の続きです。

すばらしい授業の興奮冷めやらず,昼食となりました。
午後からは,いよいよ本県の取り組みを発表する課題別分科会があります。
私は司会という役をいただいているのですが,発表される昨年度県小教研総合的な学習の時間研究大会実施校の校長先生と指導助言者である県小教研総合部会副会長の校長先生とともに打ち合わせをしました。

分科会は,主体性のテーマの分科会でした。
前半が広島県で,後半が本県でした。
まず,最初にフロアの県の小教研会長が発表者が校内事情によって校長先生である理由を簡単に話して下さいました。
発表は,本県の取り組み研究テーマは協同性だったのですが,協同することによって主体的に取り組むことができるということで話していただきました。
何よりも取り組み内容,実践がすばらしいので,ひいきめなしで,発表を聞かれている方に伝わっているなと感じました。
さらに,同じ県から参加して下さった方が,補足で学校の様子を話して下さったり,何よりも次年度開催地の青森県の先生からご感想をいただいたことがうれしかったです。
私も県の研究大会に関わった立場として,最後に感想を伝えて,司会の大役を終えました。

そして,閉会行事では,全体指導の文教大の嶋野先生から子どもと教師の成長という話がありました。
言われるとおり,先生方の真摯な取り組みがまさに探究を続ける子どもたちとかぶるような気がしました。
最後に会場校の校長先生の挨拶では,全職員が前に並びました。
校長先生のお話では,昨年度の異動希望0で教委の特別配慮で2年間同じ教職員で継続して研究されたそうです。
大きな大会があるといろんな理由で(もちろん,仕方ない場合もあります)異動希望を出す方があります。
それがないということは,すばらしいことです。
まさに,チーム学校という感じでとても感動しました。
最後の先生方へ向けた拍手は,会場からもしばらく鳴り止まず,会場のみんなも同じ気持ちなのかと思いました。
すばらしい学校に来られて本当によかったと思いました。
また,自分もそのような学校作り,総合的な学習を進めていかなければと,元気をもらいました。

会が終わって,地域貢献について卒論で研究されている学生さんのインタビューに答えてほしいとある方から頼まれていたので,高松駅までついでに送っていってあげる途中でお話ししました。
いろいろとありましたが,また私は私にできることを明日からがんばっていこうと思いました。