②大学院で研修

MTM作品を作成した背景等について,時間のあるときに書いています。
今回は大学院へ研修にでた頃の話です。

四国放送視聴覚研究大会の会場校としての発表を無事に終え,その翌年には勤務校に籍を置いたまま,地元の大学院へ2年間の研修に出させてもらうことになりました。
1999年4月のことです。
せっかく,情報教育についていろいろと取り組んできたので,大学院では特にWebページを子どもたちが作成した教材的価値のようなものについて,研究したいと考えたからです。
もし,何か作品ができあがったら,MTMに出品してもいいかなとぼんやりと考えていました。
大学院では,教育工学についての先生方もたくさんいたのですが,ゼミを決める頃に迷った末,当時移行期に入っていた?総合的な学習の時間の中で自分自身のテーマをできればいいかなと思いました。
できれば,勤務校に協力してもらって,授業実践の中を修士論文にしたかったのです。

さて,ゼミは,当時総合的な学習について研究されていたM先生に教えていただくことにしました。
総合的な学習の研究開発学校等に一緒につれてっていただき,いろいろと授業を参観させていただきました。
特に,情報教育に関することに限らず,総合の学習についてもいろいろと学ぶことができました。
参観させていただいた学校で,子どもたちが活動しているときに子どもたち自身が何のためにやっているかどうかきちんとわかっているのかということが大切なのだとその時に学びました。
そのことは,現在も私の総合の実践の根本理念となっています。

修士論文は,いろいろと悩みましたが,結局子どもたちがWebページを作成する単元開発をするということになりました。
勤務先のクラスを借りて,学校現場で実践をさせていただきました。
③続く・・・(実践の内容,論文等)