5.ひょうたんの商品化

 ひょうたんの仕上げ方をいろいろと岡久さんから教えていただき,俄然やる気がでてきました。
そのために,130個あまりのひょうたんをどんな商品にするかクラスで話し合いを持ちました。
話し合った結果,大きなひょうたんはランプに,中くらいのひょうたんは,ひょうたんの下の色を生かしたものに,小のひょうたんはマーブリング模様のきれいな仕上げにすることにしました。
また,先生が滋賀県長浜市にある「太閤瓢箪」というお店で紐や栓を買ってきたときに,お店で撮影してきた様々な写真も参考にして,商品作りに取り組みました。

←太閤瓢箪のお店
ひょうたんランプ いろいろなひょうたん商品
そして,商品化に向けて,様々な準備を続けました。
まずは,ふるさと小松島をイメージしたひょうたん製品にしたいということで,キャラクターを考えることにしました。
いろいろと案を出して,みんなで話し合った結果,金長タヌキのキャラクターにしました。
また,その名前も「ポコたん」という名前に決まりました。(たぬきのポコとひょうたんのたんということで・・・。)
いよいよ実際の商品作りです。
小のひょうたんは,ペンキを流したバケツに入れて,模様をつけます。
中のひょうたんは,キャラクター「ポコたん」をカーボン紙で複写して,色を塗ってニスで仕上げます。
大のひょうたんにも,「ポコたん」を描き,小松島という文字やタヌキの模様の穴を開けてゆき,ランプシェードにしました。
小,中には紐もつけます。
バケツの中にひょうたんを通すとマーブル模様がつきます。
色のついたひょうたんを乾燥させます。 カーボンを使って,キャラクターを写し取ります。
続々とキャラクター入りのひょうたんができあがっていきます。 [ポコたん」にていねいに色を塗っていきます。
図案を元に,ランプの明かりがこぼれる穴を錐や釘で開けています。 ランプにも「ポコたん」の絵を描きます。
ニスを塗って乾かしておきます。 みんなで手分けして,紐を結んでいきます。
準備のできた紐 紐をつけてみました。
商品の準備ができたら,次は,それぞれの値段や商品名を決めなければなりません。
各グループごとに話し合い,あらかじめ提示されてた材料費等から値段をつけ,その理由を発表していきました。
中や大のひょうたんは,手間もかかっているし,数が少なめなので,少し高めの値段設定にすることになりました。
 そうして,決まった値段と商品名は,

小・・・「虹色ひょうたん」300円(約100個)

中・・・「ポコたんひょうたん」500円(17個)

大・・・「ポコたんランプ」600円(13個)

になりました。
そして,ポスターやちらし,幟,法被のデザインなどを考えたり,作ったりして販売の準備を進めました。 
そして,販売の日を迎えたのです・・・。  
 
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