4.ひょうたん加工

下準備

 さて,収穫したひょうたんを加工することになりましたが,これも未経験です。
でも,とにかくチャレンジするしかありません。
販売できるような商品を目指して,早速取りかかりました。
まずは,ひょうたんの中身を取り出します。
そのために「バイオひょうたんごっこ」という中身を化学的に溶かすというものを使用しました。
まずは中身を棒でこねて,空洞をできるだけ作ります。
そして,そのひょうたんの中に「バイオひょうたんごっこ」を入れると2〜3日で種や果肉が取り出せます。(従来は水の中につけておき,腐らすために悪臭が漂い,時間もかかったそうです。)
ひょうたんの中で空洞をできるだけ作ります。 「バイオひょうたんごっこ」を入れています。
ビニルテープでふたをして,しばらく置きます。
次は,表面の薄皮をはがすために,1週間ほど水につけておきます。
約1週間後,取り出したひょうたんの外の皮をむいてよく洗い,乾燥しておきます。
教室の緑のカーテン用プランターに植えたコスモスとともに干しておきました。
乾けば,下準備は完了です。

商品化に向けて

様々な苦労をしながら,一応ひょうたんが細工できるところまではできました。
これからそれを商品化することになります。
買ってもらえる商品にどのようにすればいいのか,きれいな仕上げ方とはどんなのかなど,たくさんの疑問があります。
そこで,いろいろなひょうたん加工をされている岡久さんに来ていただき,教えていただくことにしました。
岡久さんに持ってきていただいた作品といろいろな説明をしていただきました。
マーブリングで染めるカラフルな方法やひょうたんランプ,キャラクターにしたものもあります。
ひょうたん商品化に欠かせない紐の結び方について練習しています。とても難しかったけれど,何人かはマスターしたようです。
   
様々なことを教えていただき,いよいよ商品化です・・・。
3.ひょうたん栽培収穫 5.ひょうたん商品化
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