3.小松島にちなんだ商品を開発しよう その2

石けん作り

 作った模型を元にシリコンで固めた型ができあがりました。
しかし,5つの候補のうち,突起が多い複雑な形のものは,取り外すときにポキンと折れてしまうことがわかりました。
そこで,5候補の中で,まん丸の形をした作品をメインに作成することにしました。

いよいよ石けん作りです。
試作で作ったものは,少し油のにおいが取れなかったので,どうするかアイデアを出し合いました。
中庭にあるハーブ(ミント)を入れてみたらどうかということで,やってみると大成功。
これで,ハーブ入り石けんとなりました。
作業は,ハーブを煮出した水に水酸化ナトリウムを溶かし(これは危険なので先生がしてくれました。),給食室からいただいた廃油と混ぜます。上の写真のようにクリームのように粘りが出てきたらOKです。
できあがった石けんのもとは,型に流し込みます。
型に流し終わった直後から2,3週間ほど熟成させます。 なんだか,おいしそうな色をしていますが,絶対に食べてはいけません。
約3週間後,ほどよく固まった石けんを型から外しました。
細かなところを少し修正し,いよいよ包装へと取りかかります。
   

包装

商品として売り出すにあたり,包装するアイデアを出し合いました。
出されて,決定したのは,
@色紙を入れて,バックを明るくする。
Aミントの葉を1枚一緒に入れる。
B注意書きや特徴などを書く。
の3点でした。
色紙を台紙にします。 ミントの葉も忘れずに入れて・・・。
注意書きと特徴についても考えました。
特に置物としての使い道メインの石けんなので,雑貨として扱うよう気をつけました。
○絶対に顔や手を洗わないこと
○食べ物ではないので,小さい子が間違わないように気をつけてもらうこと
○狸のデザイン,ハーブ入り
そして,完成しました!
実は,もう少し量を作るために,再度石けん作りをしようとしたのです。
が,な,なんと新型インフルエンザによる1週間の学級閉鎖。
「小松島うまいもん祭り」で販売するためには,ギリギリです・・・。
   

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