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金長だぬき | |||
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1.なぜこれを選んだか 小松島市には,タヌキ広場という公園があります。 そこには,大きなタヌキ像があります。 そこで,どうしてこんな大きなタヌキ像があるのかと疑問に思ったからです。 |
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2.タヌキ広場 阿波の民話「阿波狸合戦」に出てくる「金長」は小松島市にゆかりが深いタヌキです。 小松島市ステーションパークのタヌキ広場には,手をたたくと水が流れる高さ5m世界一大きなタヌキの銅像があります。 小松島市の観光スポットとなっています。 3.金長たぬき伝説(諸説があります) 小松島市日開野町(南小松島小学校の校区です)に住んでいたタヌキを村の子どもたちがいじめていました。 染物屋の大和屋茂右衛門がそのタヌキを助けてやりました。 そのタヌキは,恩返しのために主人の茂右衛門のために働きました。 それが金長です。 金長は,徳島市津田町に住む六右衛門というタヌキに弟子入りします。 才能のある金長におそれをなした六右衛門は,自分の娘と結婚させ,養子にしようとしますが,茂右衛門への恩返しが終わっていない金長は断りました。 そこで,怒った六右衛門と戦争になります。(これが阿波狸合戦です。) 最後には金長が勝ちましたが,深い傷を負った金長も主人茂右衛門のもとで死んでしまいました。 茂右衛門は,「金長大明神」というほこらを建てて,その霊を慰めたそうです。 |
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4.金長たぬき映画化 これまでに2回映画化されています。 昭和13年に新興キネマというところが「阿波狸合戦」という映画を作ったところ,空前の大ヒットをしました。 そこで,そのヒットを記念して日峰山腹にあった金長神社をふもとに建て替えたそうです。 また,この狸合戦に登場するたぬきたちは,ステーションパークに石像として並んでいます。 平成6年には東宝による「平成狸合戦ぽんぽこ」で一部がモチーフとして使われているそうです。 5.小松島はタヌキの街 そんなわけで,小松島市はタヌキの街と言っても過言ではありません。 街中には,タヌキのデザインの市営バスが走ったり,あらゆるところにモニュメントもあります。 私たちの先輩も総合の時間に金長たぬきのお饅頭「ぽこぽん!小松島」や「小松島の幸せ天使ポコモモちゃん」を作りました。 下の写真は,金長だぬき郵便局です。 |
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T.A,M.K,Y.Y,K.Y | |||
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