○医師


1.調べた仕事について(私の調べたいテーマ・理由)

今回,夏休みの総合自由研究で仕事調べというテーマがありました。
そこで,自分の将来なりたいと思っている病院の先生(医師)について,詳しく研究したいという思いで,総合病院へ体験学習を依頼しに行きました。
特に,私は小さい子どもが好きなので,将来の夢は,小児科の先生になることです。
地域にある個人病院と大学の付属病院では仕事内容についてどのような違いがあるのか,また,実際に現場を見学させていただくことで今まで知らなかったことを発見したり,その仕事の専門的分野について学ぶことができると考えました。
今回の体験学習でたくさんのことを学び,将来の自分の夢への一歩につながるようにがんばりたいと思います。

2.体験でお世話になった場所,先生

徳島大学付属病院
蔵本にある静かな大学病院。
木々が多くて中央病院と隣同士にある。

谷教授
医師不足などの地域医療について研究をしている。
病院内を案内してくれ,話も聞かせてもらった。
また,小児科の先生や産婦人科の先生を紹介してくれた。
 

3.研究内容・方法

そこで働いている病院の先生と病院の先生を目指している大学生に聞き取り調査をする。

4.聞き取り調査の内容

★私が将来なりたいと思っている小児科の先生に聞き取り調査
@やりがいや苦労は?
やりがい・・・直った後の子どもの成長していく姿,みんなで協力しながら病気を治療すること(家族や病院の先生たち)
苦労・・・子どもだから,苦い薬が飲めないところ,注射で暴れるのを静かにさせるところ
A日々努力していることは?
・新しい情報を手に入れること ・だれとでも話ができるようにすること
B大学病院内での小児科医の人数は?
・約17人,その中でも心臓や腎臓などにわかれている
★医師を目指している大学生に聞き取り調査
◎医師になるためにどんな試験があるか?
@大学への入学試験
A学年ごとに習った教科のテスト
B4年生のおわりにCBT(1〜4年生の内容)とOSCE(実技)とうテストがあり,この2つに合格すれば5年生になる
C(5年生になれば,白衣を着て病院内を回る)
D(6年生になれば患者さんに接する勉強をする)
卒業試験と国家試験の2つに合格したら働くことができる。

5.私の考察

今回自分が知りたかった大学病院の役割,数多い診療科の様子など,病院内を見学させていただいたことがとても勉強になった。
特にお世話になった谷教授は,「地域医療学分野」といって,人口の少ない地域での医師の役割を受ける体制作りを整えるよう研究されているすばらしい先生だった。
そして,谷教授の大学病院での研究が地域の医療機関によって実践されていることもわかった。
また,小児科医の先生方が,日頃立派な医師として「人とのコミュニケーション能力」や「人との接し方」「いろんな社会の事柄に興味を持つこと」などを常に意識して努力していることに感動した。
大学病院は,個人の病院だけで診ることのできない重病患者も救えるすごい病院だった。
先生方も学生さんも大変明るくイキイキと仕事をされていて,私もあんな先生になりたいなと改めて感じたものだ。
今回の職業体験では本物の社会勉強ができたのだと思う。
私の夢の第一歩としてのすばらしい体験だった。
S.I 


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