樹脂封入
いよいよ作成したマスコットを樹脂に封入します。
その前に樹脂を流し込む型が必要です。
マスコットが入る大きさの箱形にする必要があります。
6年生の算数で学習した直方体の形です。
縦,横,高さのサイズが決まれば,体積が求められるので,その個数から大まかな樹脂の量もわかります。
展開図を描いて,アルミ用紙で直方体を組み立てていきました。
直方体の展開図を描きます。 アルミ用紙を切り取っていきます。
直方体に組み立て,角はアルミテープで補強。 当然のことながら個数ぶんだけ箱も必要。
樹脂を入れる前に取りやすくするための離型剤をぬっておきます。 樹脂を入れていきます。
換気に十分に気をつけて・・・・。
樹脂の液を入れるのは,2回。
1回目は,マスコットを固定させるため。
2回目は,マスコットをすべて封入するため。
しっかりと固めるのに約2週間ほどかかりました。


が,しかし・・・。

約130個作成したものの,アルミテープの貼り方が不十分で,液がもれてマスコットが出てしまっているものがいくつか見られました。
結局,なんとかできあがったのは,100個足らずでした。
100個を目標としていたので,30個の余分を作っていて正解でした。
丁寧な作業の大切さを学びました。
アンケート調査へ デザイン考案へ マスコット作成へ ペーパー磨きへ
値段決定へ 仕上げと販売準備へ
また,試作販売後のバージョンアップ(ヤマモモ追加)版では,プラスティックのケースを利用。
これによって,紙特有のはがれにくさが解消しました。