商品準備

 商品にしていくために,必要なことがいくらかあります。
そのうちの一つが値段を決めることです。
1袋は50グラムですから,いくらぐらいにすればいいか考えてみました。
先生からは,とりあえずビニール袋代として1袋5円,またシール代が裏表10円かかるといわれました。
中林漁協の山下さんに聞いたときは,値段は何かをもとにしているのでなく,「独断と偏見で・・・」とおっしゃっていました。
そこで,私たちは他の自然塩がどのくらいの値段で売っているのか,インターネットで探し,それを50グラムあたりいくらになるか計算してみることにしました。以下はその調査の結果です。
どこの塩? 何グラム何円? 50グラムにすると・・・。
長崎県平戸産 「天然塩」
http://www.nona.dti.ne.jp/~sfn-ym/
200g 500円  125円
沖縄県宮古島産 「雪塩」
http://www.yukisio.com/
120g 600円  250円
高知県室戸産 「龍寓(りゅうぐう)」
http://www.shinkai-wakuwaku.co.jp/sinnsousui-ryugu.htm
200g 900円  225円
静岡県駿河湾産 「駿河湾の塩」
http://www1.ocn.ne.jp/~iizuraya/
 90g 315円  175円
和歌山県南紀白浜「黒潮の恵み」
http://www.nanki.info/
200g 500円  125円
徳島県阿南市中林漁協阿波塩工房 「阿波の塩」 200g 500円  125円
 代表的なところを調べてみると上のような結果になりました。
また,インターネットの場合は通信販売なので,送料がかかったりもします。
塩によっては,この上に消費税もかかります。
50gあたりの計算は,大変だったけれど4年生がちょうどわり算の筆算をならったところだったので,算数の勉強にもなりました。
以上のような結果をふまえて,みんなで話し合い自分たちの塩の値段を決めることにしました。
 話し合って決めた塩の値段は,
50gあたり・・・・・・・・・・・100円
に決定しました。
その理由は,
1.私たちはプロじゃないから,プロよりも高い値段はとれないから。
2.100円だと売ったときに,1コインなので計算もしやすいし,お客さんも出しやすいから。
3.100円は,私たちの苦労や材料費なども考えて高すぎることもなく安すぎることもないと思ったから。
です。
 こうやって,値段が決まりました。