製塩開始

 さて,ついにかん水を作り始めることになりました。
用意した一斗缶にくんできた海水を注ぎ,流木を入れて点火です。
ものすごい煙で目が痛くて,涙が出てきます。
24時間ずっと炊きっぱなしというわけにはいかないので,夜は消しておきます。
昼間は,用務員さんや他の先生方も火を見てくださっています。
そして,毎朝塩分濃度を測り,海水を足していきます。
こうすることによって,濃い塩水(かん水)ができます。
海水を入れます。 ついに点火。 勢いよく燃えます。
涙が出るほど,目が痛い。 塩ボーメで塩分濃度測定。 海水をどんどんつぎ足します。
 そして,1週間ほどで塩分濃度約20%のかん水ができあがりました。
いよいよバケツを洗い,そのゴミ等をこす作業に入ります・・・。
 しかし,こしたかん水を見てびっくり!
驚くべきことが起こっていたのです・・・。
かん水の色が少し茶色くなっています。
少量とってみて,煮詰めて塩にしてみてもこの色がついたままでとれません。