ぼくたちは,受け取ってきたアワビを育てる場所に看板をたてました。
アワビは生き物です。
エサをやらないと死んでしまいます。
また,水が汚れたり,水温が高くなりすぎても死んでしまいます。
ぼくたちは,建網班と海士班の2つにわかれて,毎日交代でエサやりとそうじなどをしています。

エサについて

エサは,アラメ,カジメ,アオサ,ワカメなどの海草が一番だそうです。
水産研究所の吉見先生のお話では,キャベツや大根の葉も食べるらしいです。
(実際に試したことはありません。)
エサがないときには,乾燥ワカメをもどしたものを与えたことはあります。
下の写真は,アラメですが穴の空いている部分は,アワビが食べたあとです。
特にアラメやワカメなどは,2〜3日置いておくとくさってしまいます。
トロトロになってしまうので,気をつけてそうじしなければなりません。
アオサという緑色の海草は,長持ちします。

そうじについて

アワビは海草を食べるとフンをします。
そのフンがたまらないように少し持ち上げてこのネットを取り付けています。
それでも,板の上に残ったエサやフンをそうじしなければなりません。
ホースを使って,ゴミを吸い出します。
また,飼っているうちにどうしても死んでしまう貝も出てきます。
これも,外へ出します。
とても大変ですが,こうしてやることによって,元気に大きくなってくれると思ってがんばっています。