なぜ伊島は,アワビがよくとれるのでしょう?

 それは,伊島のまわりの地形がアワビの生育に適した岩場の地形だからです。
アワビが自分を外敵から守るために,岩場であれば身をかくすことができます。
また,このあたりにはアワビのエサとなるアラメという海草もたくさんあります。

 もちろん,漁協組合の人たちもアワビを守るためにいろいろなことをしています。
1つは,とっていい時期や時間,大きさなどを決めているということです。
伊島でアワビのとっていい時期は2月〜9月までです。
漁師さんは,この決まりを守っています。

2つ目は,アワビを密漁から監視しているということです。
ときどき,よそからやってきた人たちが無許可でアワビをとっていくことがあるそうです。
漁協組合では,アワビの保護のために稚貝を放流したり,人工漁礁なども作っているそうです。
また,カメラで監視して密漁を防いでいるそうです。

苦労をして守っているアワビを勝手にとることはやめてほしいなとぼくたちも思いました。