販売体験

 そして,いよいよ塩物語ファイナル。
阿南市青空市での塩販売です。
果たして,全部売れるかどうか心配です。
朝7時ちょうどに出る連絡船に乗って,会場の市民会館を目指します。
会場に着くと,もうすでにいろいろなお店が出ていました・・・。
主催者である消費者協会の会長さんにごあいさつをしたあと,店開きの準備にかかりました。
会長さんに「お願いします。」 やさしい会長さん。 荷物を運びます。
昨日使ったポスターも。 開店準備。 品物を並べて。
 そして,開店。
本当に売れるのかどうか,期待と不安でドキドキです。
昨日のように,説明から始めました。
緊張で思ったように,声が出ません。
お客さんから「何言よんかわからんわー(注:徳島の方言:何言っているのかわかりません。)」という声が飛びました。
しかし,ひるみませんでした。
声を少しあげて,説明を続けました。
やがて,人々が集まり始め,買っていってくれます。
説明が終わったところで,プロモーションビデオも持ってきたテレビで映しました。
説明を始めました。 何が始まったんだろうと見る人たち。 徐々に人が集まり始めました。
お客さんです。 その後も続々と・・・。 お客さんから質問も・・・。
 途中で作ってきた商品がなくなり,もしものときのために用意してきた袋詰めが間に合わなかった塩を急きょ詰めてシールを貼って販売します。
結局,全部で約110袋すべてを売り切ることができました。
約1時間半で完売でした。
最初売れないかなと思っていたので,全部売れてとてもうれしかったです。
あるおじさんが「高いんちゃうん?(注:徳島の方言:高いのじゃありませんか)」と言ってきましたが,苦労したことやどうやって値段を決めたか話をすると納得してくれました。
売るときも大きな声が出せたと思います。
5000円札を渡されて,いくらおつりを渡したらいいのか,すぐにわからずにあせってしまいました。

いろいろなことがありましたが,楽しい青空市での塩販売でした。
もっとたくさん塩が準備できたら,もっと売りたかったです。
このときの様子が
2004年12月20日付
徳島新聞地方面の記事で紹介されました。

(この記事のHP使用にあたっては,2005年1月7日付けで徳島新聞社から著作物使用許諾申請書を受理していただいております。)